2014年05月12日

通夜 その1

時系列のエントリーに戻ります。

通夜自体は意外と遺族がする事はありません。
全体の流れはこんな感じです。
--
・別のスペースで待っていた参列者を会場に招き入れる。
・お坊さんが登場
・お経開始
・焼香
・お坊さんの説法
・通夜払い
--

すべて進行は葬儀屋さんがしてくれますので
促されるまま進行していき通夜は終わります。

通夜が始まる前に遺族には焼香の仕方の
簡単なレクチャーがあります。

まぁお辞儀する順番とかですが
ボクを始めウチの家族はそういうことに不慣れなので
オロオロしてしまいましたが間違えたから
どうこうという事もありません。

一応ザックリ書いて置くと関係の遠い人から
お辞儀すると覚えておけばよいです。

・一般の参列者が座っているエリア(会社関連の友人など)
・故人の兄弟が座っているエリア(ウチの場合父の親族)
・配偶者の兄弟(ウチの場合母方の親族)
・祭壇(故人に)
・焼香
・祭壇(故人に)

以下繰り返して席に戻る。

葬儀屋さんの指示だと右だ左だウルサイので(笑
ボクは堂々と大まかに「アッチのエリア」「コッチのエリア」
ってな感じでお辞儀しておきました。

当然ですが遺族ですから最初に焼香するんですが
こういう場ってみんな見よう見まねですから
最初に焼香するボクが堂々とザックリお辞儀したので
以降の皆さんも楽だったのではないでしょうか。(笑


通夜が始まると上記の順番で進行していきます。
お坊さんのお経が始まるとそれなりに雰囲気が出ますから
悲しげな雰囲気になっていきます。

お経が一段落(?)した所で葬儀屋の司会の人が
マイクで焼香の開始を促します。

焼香の際、それまではシクシクしていたものの
割りとしっかりしていた母が絵に描いた様に泣き崩れてしまい
参列していた方ももらい泣きする人もチラホラ。

母にあそこまで泣かれてしまうとボクは逆にしっかりせねば
という気持ちが急速に高まって全く泣かずにすみました。

以降、母方の親族、父方の親族、一般参列者の順に焼香していきます。

話は前後しますが通夜が終了した後で母方の親族から
「ウチらが先に焼香して良かったのかしら?」なんて話題がありました。
配偶者である母と子どもは当然最初になりますが
「それに続く近い親族って?」という事だと思います。

ウチの場合は葬儀屋の人の説明通りの順だったのですが
ググってみると順番にはイロイロな形式があるようで間違いではありませんでした。
喪主を誰が務めているとかでいろいろ変わるようですが
まぁ葬儀屋さんの指示に従っておけばいいです。

焼香時に号泣してしまった母も自分の席に戻り
他の方の焼香が進んで行くと少し落ち着いていったのですが
この後さらに号泣する事になりました。

それは一般参列者の方の焼香の時です。

以前の「親族「以外」への連絡。」というエントリーに書きましたが
父が会社を離れてから少し時間が空いていたことで
どこら辺の人まで訃報を伝えてよいか非常に迷っていました。

で、最初に連絡した親しくしていた会社関連の方のリアクションが
前述のエントリーの通りだったのでほとんど連絡をしなかったんです。

ボクが喪服を取りに一度帰る前に「連絡もれはない?」と母に確認した時に
「○○さんと○○さんには連絡した方がいいかしら…」といっていたので
お二人ほど連絡し幸いそのお二方は参列してくださる事に。
「連絡して良かったねぇ。」などと言っておりました。

通夜の会場設置の時も椅子を並べる数に関して葬儀屋さんに聞かれ
「会社の方数名と友人ぐらいでほとんど親族になると思います。」と応え
「では15席ぐらい出しておきましょうか。足りなければスグに出せますから」
なんてやりとりをしていたんです。

しかしいざ一般参列者の方の焼香が始まってみると
当初ボクが思っていた人数を遙かに上回っていて
50人ぐらい参列してくれていました。

後で聞いたところ後から連絡したお二人が
会社関連の方で関わりのある人皆に連絡してくれたそうで
訃報を聞きつけた会社関連の方が沢山参列してくださいました。

本当にありがたい事です。

焼香が始まるまで顔を伏せて泣いていた母が
一般参列の方の焼香が始まってそっちに目をやると
想像もしていなかった人数の人が参列してくれているのに驚き
「○○さんも来てくれている、○○さんも…」と延々と泣き続ける事に。

そしてその中には一番最初に連絡して微妙なやりとりになり
通夜の時間や会場を伝えられなかった方も参列してくださっていました。

最初に連絡した時にうまく伝えられず

「もう会社から離れて何年も経つからねぇ
 みんなそれぞれの生活があるものねぇ」

と寂しそうに言っていた母には
とてもウレシイ出来事だったと思います。


この通夜が行われたのは月曜日という事もあって
会社に出勤して父の訃報を聞いたという方が多く
仕事を終えてからそのまま駆けつけてくれた方も。

「こんな格好で本当にスミマセン」と普通のスーツ姿や
物流関係の職場だったので作業着のまま駆けつけ
参列してくださった方もたくさんいた。


葬儀に参列する際の慣習っていろいろあるじゃないですか。
急いで駆けつけた意味で御霊前に入れるお金はピン札を避けるとか
涙でにじんだ体で薄墨で書くとか。。。
ほとんどが形式的なものばかりになっていると思います。
で、通夜の時には「略礼服で可。」というのもあったハズ。
もちろん急な場に駆けつけるという意味合いですが
この日会社帰りで駆けつけてくださった方々は
服装に関して本当に恐縮されていて…
こういう言い方もなんですが、それが逆に嬉しかったです。
服装がなんであれ通夜に参列したいという想いが伝わってきました。


通夜が一通り終わってからも職場で人づてに聞いたと
駆けつけてくれる方は後を絶たず遺族である僕たちは
ポツリポツリとではあるものの絶え間なくやってくる
会社関連の参列者にお焼香を頂く間会場に残る事になった。

通夜が終わって1時間ぐらいはいただろうか。

それでも途切れ途切れに訪れてくれる方が続くので
交代でその場に残り誰か訪れる度に母を呼び
挨拶をするというのが繰り返された。

イレギュラーな出来事ではあったけれど
家族にとっては大変うれしい出来事でした。


つづく。
posted by shin at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 4.葬儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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