2013年08月21日

葬儀までを振り返る。

ここまで父が逝ってしまってから
約1日の出来事を書いてきました。

「悲しむ間もない」と言われますが
本当に怒濤の様に時間が過ぎ
いろんな事が決まっていきます。

悲しくて泣いていても決めなければならない事が
次から次へと押し寄せてくる。
もちろんそれらは葬儀屋さんが進行しているので
遺族としては選択を繰り返しになります。

細々とした事は各エントリーで書いてきましたが
やはり一番大変なのは葬儀社を選びだと思います。

我が家では最終的には満足できましたが
能動的に葬儀屋さんを選んだ訳ではありませんでした。

繰り返しになりますが限られた時間で
葬儀社の探し、見積もりをもらい、
検討し、依頼するのは非常に難しい。

可能なかぎり早めに決めるのが望ましいですが
我が家同様に亡くなってから短時間で決める際でも
--
・詳細が記載された書面での見積もり
・見積もりに含まれていない内容の説明
--
最低でもこの2つが出来ている葬儀社に依頼しましょう。
「パック」「一式」の合算金額しかない見積もりを出してくる所は
金額云々とは関係無く依頼してはいけません。



例えば我が家ではこんな事がありました。

我が家が依頼した葬儀屋さんが出してきた見積もりは
かなり詳細に項目が分かれていて一つ一つ説明をしてくれました。
そしてカットできる項目についての説明もありました。

その中でカット出来ない項目に「湯灌」というのがあった。
棺桶に入れる為に遺体をキレイにする事です。

葬儀を終えた今では必要であったのは理解できるんですが
打ち合わせをしているのは父が他界して間もない時です。
亡くなった後、病院でも時間をかけて遺体をキレイにしてもらった直後なので
「遺体をキレイにして棺桶に納さめる費用です。」と言われても
いまいちピンとこなかったんですね。金額的にも高く感じた。
その事を葬儀屋さんに伝え細かな説明をしてもらいました。


また金額は少額だったんですが(1.5万円ぐらいだったかな?)
カット可の項目で「花束代」というのがあった。
「棺桶の上に飾っておくもの」という説明だった。

「別にいらないと思うんですが無いとおかしいんですか?」

と質問すると

「いえ、おかしくは無いですよ。」と。

じゃ、いいや、とウチでは花束はカットしてもらいました。
(実際、葬儀場に着いたら「サービスさせていただきます」と
 花束を用意してくれていたのですが…)

ウチはカットしましたが通夜までには時間がありますから
花束ぐらいなら自身で準備していったっていいですよね。
故人が生前好きだった花とかあれば選べますし
自身で用意し会場まで運びたむけるという事もできます。

親族の葬儀となると金額を抑える方向の選択は
なんとなくケチっているようでしにくいですが
自身が納得できるように遠慮無く言う方がいいと思います。

そしてこれらの事は見積もりに詳細項目があったから考える事ができた事です。
これが「一式 ○○万円」であったら気がつく事もできません。

どんな葬儀をするかによって金額は大きく変わりますが
いずれにしても掛かる費用は決して安くはありません。

何にどのぐらいの金額が掛かっているのか、
それらは本当に必要なのか?

そういった事を考える事が大切だと思います。


posted by shin at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 3.葬儀まで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月18日

挨拶を考える。その2

実家を後にし自宅へ帰る。

前日、決めるべき事を進めても寝る時間は普通にあった。
しかし深夜まで母、妹と共に父の想い出話。

今後、考える事、すべきことは延々に続く事になるものの
通夜に向けて事前に用意すべきことが終わった事もあって
少し緊張が和らいだ時間でもあった。

繰り広げられる話は父の面白エピソードで
父が他界した夜には似つかわしくない
笑いにあふれた夜になった。

その後布団に入るもののどこか落ち着かず
ボクは結局一睡もすることなく
葬儀屋さんとの打ち合わせをした。

実家から自宅への1時間強の道のりも
断片的に数分程度の寝オチをしつつも
頭の中はグルグルと周りあまり寝る事ができなかった。

自宅に着き風呂に入り一度寝る事に。
3時間ほどだっただろうか。

起きて挨拶を考える事にした。

前エントリーで書いた葬儀屋に貰った例文。
自分が読むには父の事を「故(    )」と呼ぶのに
抵抗があったし、文言もやや堅い印象。

そういった慣れない文章を懸命に読む事にも意味はあるだろう。
しかしボクは自分の言葉で挨拶したいと思い
例文を使わずに全文考えて書く事にした。

父との思い出話を織り交ぜた挨拶。
何度も書き直す事になるのを見越して
PCに向かって書く事にした。

完全に一人になって父との想い出を書く。
この作業はなかなか厳しいものがあった。
蕩々と涙が流れ、一度書いた物を音読してまた泣く。

書いている時点でこんな状況では告別式で実際に読み時
最後まで読み切ることは出来ないだろうと思い短く書き直したり…。
どのぐらいの時間がかかったか定かではないけれど
かなり長い時間がかかった。

この挨拶を考える時間が初めて父の死と向き合う時間になった。
告別式前に一人になる時間があったのは本当に良かった。


posted by shin at 04:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 3.葬儀まで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月16日

挨拶を考える。

父が亡くなって一夜明け
午前中に葬儀屋さんと打ち合わせ。
この段でお通夜までに準備すべき事は
粗方終わっている。翌日夕方がお通夜。

ボクは喪服を取りに一端家に帰る事に。

その前に念の為、母に
「連絡しておきたい人には全員連絡できたよね?」と確認。

すると
「一応、○○さんと○○さんには連絡した方がいいかしら…」と。
会社関連の方の2名の名前をあげた。

前日、会社関連の方に訃報の連絡を入れた際
一番親しかったと思われ最初に連絡した方の反応が
以前のエントリーに書いたような反応だったので
会社関連の方への連絡はしていなかった。



連絡しなかった事が心残りになってはいけないので早速連絡する事に。
ありがたい事にこの時に連絡した方はお通夜に来てくださる事に。


もう一つお通夜までにしておく事として挨拶の用意がある。

挨拶に関しては告別式用の物で例文のプリントを渡された。
誰かの参考になるかもしれないので下記に転載しておきます。

--
挨拶例文 出棺(告別式)

挨拶のポイント
1.会葬していただいたお礼
2.故人生前のお礼
3.故人の回想
4.遺族への今後の支援のお願い

●出棺挨拶
本日は、故(    )の告別式にご多忙中にもかかわらず、
大勢の方に、ご参列頂きまして、誠にありがとうございます。
(    )は今年で(  )歳でした。
故人の生前中は多くの皆様にお世話になり、又、今ここに
最後のお見送りまで頂きまして厚くお礼申し上げます。
今後は遺された私ども遺族に対しましても
亡き(    )生前と変わりなきご厚情を賜りますよう
お願い申し上げましてご挨拶と変えて頂きます。
本日はありがとうございました。


●精進落とし 献杯
皆様 本日はお忙しい中、ご会葬賜りまして
誠にありがとうございます。
ここにささやかではございますが
お料理を用意いたしましたので
お時間の許す限り故人を偲んで
皆さんと歓談いたしたいと思います。
献杯の発声を致しますので
皆様ご一緒にご唱和のほどお願いいたします。

献杯…ありがとうございました。


●最終解散
皆様 昨日、今日と長時間にわたり最後まで
参加していただき誠にありがとうございます。
只今、収骨も終わり、これより自宅へと帰らせていただきます。
49日の法事の時に、納骨の計画を立てております。
追って49日の法事のご案内をさせて頂きますので
その際はよろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。

(転載してみようと読み返してみたら渡されたプリントのママだと
 あまりにもおかしな部分があったので少し変更しています。)


プリントには3つの挨拶のタイイングが示されていたが
葬儀屋さんが言うには
「家族葬・親族メインの場合は挨拶をカットされる方もいます。
 全部カットしていただいても構いません。」
との事だった。

人前で話すのが苦手なのでそれなカットで。と思ったのだが
母曰くどこか1度だけでも挨拶はした方がいい。と。
葬儀屋さんに聞いた所、1度だけなら
「出棺挨拶」がいいでしょうということだったので
そこで挨拶をする事にした。

--
しかし、上記3つのタイミングで
挨拶する事を想定しておいた方がいいです。

ボクは再三にわたって葬儀屋さんに
「本当に挨拶をカットして滞りなく進行しますか?」
と確認しました。

葬儀屋さんは「大丈夫です」と言っていましたが
実際には「精進落とし」「最終解散」は
挨拶しないと参加者は戸惑って進行していきません。

親族ばかりの場合はカッチリとした
文言である必要はないと思いますが
例文を参考に言うべき事を把握しておくべきです。
--


「出棺挨拶」を宿題として持ち帰る事にし実家を後にした。

 
posted by shin at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 3.葬儀まで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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