2014年05月16日

通夜 その2

前回のエントリーと重複する内容もありますが
通夜での人の流れなど。


お経がはじまり焼香となります。

焼香は家族、親族、一般参列者の順になりますが
一般参列者の方は焼香が済むと別のスペースに案内され
「通夜振る舞い」の食事の場へ。
参列者全員の焼香が終わると
必然的に家族、親族が場に残る事になる。

その後、お坊さんの説法があり通夜は終わる。

焼香後、説法が終わってなお「通夜振る舞い」の場に
残ってくださっている方がいれば挨拶をしに行きます。

会場にもよると思うのですが
通常ですと一般参列の方は食事を終えたら
受付時(記帳してもらった際)に渡してある引換券と交換で
香典返しを受け取っていただきお帰りいただく。

その後家族、親族の食事という流れになる。


さて、我が家の場合はどうであったか。

一般参列で来てくださった方が想像を遙かに超えて来てくださったので
「通夜振る舞い」で用意していた食事量が圧倒的に足りなかった。

通夜の始まる前にその事は判っていたので葬儀屋の人から
「お食事の追加発注してもよいですか?」と聞かれ
了承していたので食事については事なきを得た。

もしろ問題になったのは「香典返し」の方。
「香典返し」は使わなければ返品可だったので
多めに発注していたがそれでも足りなかった。

当日追加でいくつか用意してもらったものの
「香典返し」の中身はある程度コチラで選んでいるものなので
当日発注では追加できる数にも限界があり結局足りなかった。

そこで翌日の告別式に参加してもらえる親族には
「香典返し」を告別式後に渡すお願いして
ギリギリその日のみの参列者にはお渡しする事ができた。

もしそれでも足りないシチュエーションがあれば
予算はかかってしまいますがお渡しできない方に事情を説明して
記帳いただいた用紙に印をつけて後日郵送という形でしょうか。


話が前後するが、
通夜が一通り終わると葬儀屋さんから
「通夜振る舞いに残っている方がいらっしゃいますのでご挨拶されては?」と。
主に父の会社関連の方々なのでここは母に任せることに。

しばし通夜の会場に残される家族、親族。

前エントリーに書いたが月曜という事もあって
会社に出社してから訃報を聞き駆けつけてくれた方が
通夜が終わってもパラパラと焼香にきてくださったので
会場に残された家族、親族は通夜の焼香と同じように
焼香いただく際にお辞儀をして…が繰り返された。

…が、しかし待たされる時間があまりにも長すぎる。
ボク自身もこの状況が「何待ち」なのかわからない状況。

しばらくして葬儀屋さんがボクに事情を説明に来た。

本来であれば通夜が終わり「通夜振る舞い」の場の
一般参列の方がお帰りになった後、
同じ場で食事のセッティングをして親族の食事の場になる予定だった所
「通夜振る舞い」の場が盛り上がりすぎて(言葉の選択はアレですがw)
スペースが空かないとの事。

幸い会場は広い会場だったので会食できる大きさの別室があり
急遽そちらへ食事の準備をしてもらい「通夜振る舞い」の同時進行。
給仕をしてくれるスタッフの数は限られているので
たぶんスタッフの方も大変な思いをされたことでしょう。

父は定年退職して3年でしたから当然会社関連の知り合いの方には
定年を迎えた方も沢山いて久々の再会の場になったという状況。
父は人と食事するのが好きな人でしたから自身の通夜が
再会の場として盛り上がるのは本望であったと思います。

ただ以前にも書きましたが
遺族は葬儀屋さんからサービスを受ける客であると同時に式の主催者です。
ボク自身が状況を把握出来ていなかったので参列している親族が
「何待ち?」状態だったのはいただけなかった。

…というか、
もし葬儀屋さんがこのブログを読むことがあったら気に掛けて欲しい部分です。
会場や状況に合わせた対応をしてくれているとは思いましたが
なにぶん遺族は素人ですので葬儀屋さんが状況に合わせて
つつがなく手配してくれていても「今、どんな状況であるか」は素人にはわかりません。
疑問を挟む余地がないほど通常の進行であればいいのですが
イレギュラーな状況であるのであれば情報の共有は早めにして欲しい。

もちろん遺族側も何かあればその都度聞くようにすべきですが
イレギュラーな状況であるか無いかの判断自体が難しいんです。


ちなみにですが「追加していいですか?」と何度も確認されるほど
盛り上がったので「通夜振る舞い」のお料理代は
目が飛び出る額になりました。(笑)

まぁこれはウレシイ悲鳴という事で。


つづく
posted by shin at 03:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 4.葬儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月12日

通夜 その1

時系列のエントリーに戻ります。

通夜自体は意外と遺族がする事はありません。
全体の流れはこんな感じです。
--
・別のスペースで待っていた参列者を会場に招き入れる。
・お坊さんが登場
・お経開始
・焼香
・お坊さんの説法
・通夜払い
--

すべて進行は葬儀屋さんがしてくれますので
促されるまま進行していき通夜は終わります。

通夜が始まる前に遺族には焼香の仕方の
簡単なレクチャーがあります。

まぁお辞儀する順番とかですが
ボクを始めウチの家族はそういうことに不慣れなので
オロオロしてしまいましたが間違えたから
どうこうという事もありません。

一応ザックリ書いて置くと関係の遠い人から
お辞儀すると覚えておけばよいです。

・一般の参列者が座っているエリア(会社関連の友人など)
・故人の兄弟が座っているエリア(ウチの場合父の親族)
・配偶者の兄弟(ウチの場合母方の親族)
・祭壇(故人に)
・焼香
・祭壇(故人に)

以下繰り返して席に戻る。

葬儀屋さんの指示だと右だ左だウルサイので(笑
ボクは堂々と大まかに「アッチのエリア」「コッチのエリア」
ってな感じでお辞儀しておきました。

当然ですが遺族ですから最初に焼香するんですが
こういう場ってみんな見よう見まねですから
最初に焼香するボクが堂々とザックリお辞儀したので
以降の皆さんも楽だったのではないでしょうか。(笑


通夜が始まると上記の順番で進行していきます。
お坊さんのお経が始まるとそれなりに雰囲気が出ますから
悲しげな雰囲気になっていきます。

お経が一段落(?)した所で葬儀屋の司会の人が
マイクで焼香の開始を促します。

焼香の際、それまではシクシクしていたものの
割りとしっかりしていた母が絵に描いた様に泣き崩れてしまい
参列していた方ももらい泣きする人もチラホラ。

母にあそこまで泣かれてしまうとボクは逆にしっかりせねば
という気持ちが急速に高まって全く泣かずにすみました。

以降、母方の親族、父方の親族、一般参列者の順に焼香していきます。

話は前後しますが通夜が終了した後で母方の親族から
「ウチらが先に焼香して良かったのかしら?」なんて話題がありました。
配偶者である母と子どもは当然最初になりますが
「それに続く近い親族って?」という事だと思います。

ウチの場合は葬儀屋の人の説明通りの順だったのですが
ググってみると順番にはイロイロな形式があるようで間違いではありませんでした。
喪主を誰が務めているとかでいろいろ変わるようですが
まぁ葬儀屋さんの指示に従っておけばいいです。

焼香時に号泣してしまった母も自分の席に戻り
他の方の焼香が進んで行くと少し落ち着いていったのですが
この後さらに号泣する事になりました。

それは一般参列者の方の焼香の時です。

以前の「親族「以外」への連絡。」というエントリーに書きましたが
父が会社を離れてから少し時間が空いていたことで
どこら辺の人まで訃報を伝えてよいか非常に迷っていました。

で、最初に連絡した親しくしていた会社関連の方のリアクションが
前述のエントリーの通りだったのでほとんど連絡をしなかったんです。

ボクが喪服を取りに一度帰る前に「連絡もれはない?」と母に確認した時に
「○○さんと○○さんには連絡した方がいいかしら…」といっていたので
お二人ほど連絡し幸いそのお二方は参列してくださる事に。
「連絡して良かったねぇ。」などと言っておりました。

通夜の会場設置の時も椅子を並べる数に関して葬儀屋さんに聞かれ
「会社の方数名と友人ぐらいでほとんど親族になると思います。」と応え
「では15席ぐらい出しておきましょうか。足りなければスグに出せますから」
なんてやりとりをしていたんです。

しかしいざ一般参列者の方の焼香が始まってみると
当初ボクが思っていた人数を遙かに上回っていて
50人ぐらい参列してくれていました。

後で聞いたところ後から連絡したお二人が
会社関連の方で関わりのある人皆に連絡してくれたそうで
訃報を聞きつけた会社関連の方が沢山参列してくださいました。

本当にありがたい事です。

焼香が始まるまで顔を伏せて泣いていた母が
一般参列の方の焼香が始まってそっちに目をやると
想像もしていなかった人数の人が参列してくれているのに驚き
「○○さんも来てくれている、○○さんも…」と延々と泣き続ける事に。

そしてその中には一番最初に連絡して微妙なやりとりになり
通夜の時間や会場を伝えられなかった方も参列してくださっていました。

最初に連絡した時にうまく伝えられず

「もう会社から離れて何年も経つからねぇ
 みんなそれぞれの生活があるものねぇ」

と寂しそうに言っていた母には
とてもウレシイ出来事だったと思います。


この通夜が行われたのは月曜日という事もあって
会社に出勤して父の訃報を聞いたという方が多く
仕事を終えてからそのまま駆けつけてくれた方も。

「こんな格好で本当にスミマセン」と普通のスーツ姿や
物流関係の職場だったので作業着のまま駆けつけ
参列してくださった方もたくさんいた。


葬儀に参列する際の慣習っていろいろあるじゃないですか。
急いで駆けつけた意味で御霊前に入れるお金はピン札を避けるとか
涙でにじんだ体で薄墨で書くとか。。。
ほとんどが形式的なものばかりになっていると思います。
で、通夜の時には「略礼服で可。」というのもあったハズ。
もちろん急な場に駆けつけるという意味合いですが
この日会社帰りで駆けつけてくださった方々は
服装に関して本当に恐縮されていて…
こういう言い方もなんですが、それが逆に嬉しかったです。
服装がなんであれ通夜に参列したいという想いが伝わってきました。


通夜が一通り終わってからも職場で人づてに聞いたと
駆けつけてくれる方は後を絶たず遺族である僕たちは
ポツリポツリとではあるものの絶え間なくやってくる
会社関連の参列者にお焼香を頂く間会場に残る事になった。

通夜が終わって1時間ぐらいはいただろうか。

それでも途切れ途切れに訪れてくれる方が続くので
交代でその場に残り誰か訪れる度に母を呼び
挨拶をするというのが繰り返された。

イレギュラーな出来事ではあったけれど
家族にとっては大変うれしい出来事でした。


つづく。
posted by shin at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 4.葬儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

通夜が始まるまで。その2

親族が揃ってくると葬儀屋さんから
親族一同は通夜が行われるスペースに案内されます。
もちろんこの段階で親族側が全員そろっている訳では無いので
受付で親族と友人で待機場所が振り分けられます。

受付が開いた後も時間があれば受付付近で
参列に来た方へ挨拶するのも良いかと思いますが
始まる時間が近づくにつれ人が増えてきますので
受付付近に人が対流しないよう自身の居る位置は
考えた方がよいかもしれません。

あとで通夜振る舞いの席もありますので
このタイミングでは挨拶はしないで
通夜の行われるスペース側に
待機していてもいいかと思います。


座る場所の説明・焼香の順番・タイミングなどの説明。

そんなこんなしているうちにお坊さん到着。
葬儀屋さんから報告を受けて控え室の方へ挨拶に行く。


控え室に入るとお坊さん2人。

坊「本日は2人で務めさせていただきます。」

 「よろしくお願いします。」

これまでも書いて来ましたが我が家は無信仰。
滞りなく済ませたいという事で葬儀屋さんに
手配してもらったお坊さんです。
ですから当然、住職が来る訳ではありません。

坊「住職から預かって来ました法名(戒名)なんですが…」

と説明が始まる。

コチラは信仰を持っている訳ではないので
正直、特にありがたみも無いのですが
わざわざ来てくれたお坊さんを不快にさせる必要など
ありませんので一応真剣に拝聴する。

ちなみに父に付けられた法名(戒名)は漢字3文字。
お布施の金額が多いほど文字数は増えます。
そして位が高いとされる文字などもあり
それらの文字もお布施の金額によって決まります。

信仰心の無い人間からするとどうでも良いことです。

以前のエントリーに書きましたがお布施の金額は
葬儀屋の方から事前に
「30万円を目安に考えてください。
 もし予算の問題とかあれば25万円とかでも大丈夫です。」
と伝えられており我が家としてはお布施という名の
出演料でしたので躊躇なく25万円にさせていただきました。

この金額は葬儀屋さんを通じて依頼する際に
お寺さん側に伝わっています。
「お心遣いですから〜」なんてウソですから
曖昧にされるよりは「30万、交渉可」でありがたかったです。

法名(戒名)の説明が終わるとお寺の紹介や
49日、納骨についての説明があります。
宗教的な考え方の説明のように話は進みますが
ようはセールスと同じですのでなんとなく聞いておきます。

「困った時にはコチラに電話していただければ〜」とパンフレットを手渡され説明は終わります。

宗教人といっても日々の運営がありますからね。
そういったセールストークも必要なのでしょう。


我が家の場合はお布施を出演料と考えるようなスタンスでしたから
「あぁお寺さんもセールス大変だなぁ」と聞いていました。

でも、人によっては通夜の場、お坊さんという慣れない状況ですから
そういったセールストークも何かありがたいものに感じる人もいるかもしれません。

もちろんご自身が納得されるのであれば
葬儀後にどういった選択をしても構いません。
しかし相手が話すままに受け取って行動し始めると
(49日や納骨について本当にパンフの番号に電話するとか)
これまでお付き合いが無いお寺さんとお付き合いする事、
ひいてはその宗教に入信する事と同義になりますからよく考える必要ありです。

これらの事に関してはまたいずれ書く機会があると思いますが
今日はこの辺で…。
posted by shin at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 4.葬儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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